瞬間の断片

こぼれだす

タリーズで

 

 

あの密閉された休憩室が嫌でタリーズに来ている。

 

となりの隣の席の就活生が就活の話ではなく気になる人の話をしているのを横目に私は軽食を食べソイラテをすする。気づいたら空いていたはずのとなりにビジネスマンが座っているが静かなのでそのまま話を聞いている。、あ大学の話に変わった。卒論とかゼミとか。当時の私は何か頑張った訳でもなくどうしようもなく不安ででも私もやっていると勘違いしていて。いま思うと就活中の私は全部表面的なことしか分かってなかったし、深く考える理解すること何も知らなかった。なんでもつもりつもりで生きてきてとりあえず表面的にやっていることに満足して以上やつことなんてないと思っていた。今でも深掘りするのは苦手だけれど当時と違うことは苦手なことを知っていることだ。そうやって変わっていってこれが成長なのかと思いつつそんな大層なものでもない、私の苦手なことが得意な人もいるし当たり前にできる人もいる。そう思うと私は欠点だらけの恥の多い人間なんだと実感しつつでもそのまま死にたくないから抗って、何言われたって受け止めて考えることにする。

そうやってそれが積み重なった数年後何してるのかな。