瞬間の断片

こぼれだす

眠れない夜

 

 

ナナメ上の緑の非常灯が眩しくて気になってひとつ空いて隣にいる女の子の電話の声が気になって眠れない。時間になったからといつのまにか消された部屋の蛍光灯は無理やりにはやく静かに寝なさいと無言の圧力。幸い電波はある。役目を果たさないwi-fiを消して速度制限よりも今のこの眠れない時間をどうにかしたくてYouTubeでも観て眠気を誘おうと暗がりの中ぼうっと観る。 

 

3月の記憶。