瞬間の断片

こぼれだす

傘寿

 

 

今日は私の祖父の八十歳の誕生日でした。おめでとう傘寿

物心ついた頃からおじいちゃん子で四六時中追い掛け回して遊んでもらっていた。祖父母は家具屋を営んでいて配達に使うトラックの荷台に段ボールで家を作って貰ったり。倉庫にブランコ作って貰ったり。ただなんでもしてくれる優しいおじいちゃんではなく友達みたいにたまに意地悪言われたり食事中には私の好きなものをわざと食べようとしてからかわれたり、たぶんだから大好きで友達みたいな祖父だったからおじいちゃん子になっていったんだろう。実は今日が祖父の誕生日だって忘れていて、今日はたまたま仕事が休みで昨日も休みだったけど今日祖父の家に行ったのはたまたまで、祖父がとっても嬉しそうに

 

今日は誕生日やから餅つくんや

 

と話していて、ああまだまだ元気でいてくれないと困るなあと私は思う。

 

一緒に餅食べてたわいもないこと話しておばあちゃんも一緒に大相撲見てああこんな時間も永遠続く訳ではないとふいに思うともっと一緒に過ごしたいでもどうしたってきっといなくなった時には後悔ばかり残るのかなとか考えたり。でもたまたま2日休みでたまたま昨日ではなく今日祖父宅にいって過ごしたことだって奇跡みたいなものだと思う。

 

少し前に祖父の顔色がとても悪くて正直私もぎょっとして、あれこんなによわよわしい祖父を私は知らないと驚いた。でも今日はなんだか傘寿のおかげもあってか元気に見えて安心した。今日会えてよかった。一緒にご飯食べて一緒にテレビ観れてよかった。

 

エビ餅とヨモギ餅の2種類作って食べて私のお腹は正直限界を迎え帰宅後は牛になりになるごとくリビングでアニメ見ながら爆睡かましてやったのですよう。今はラジオ聞きながらこんな記録を書き記して。本当はあした仕事のブログ更新係なので文章考えなければならないのに、いつも遠回り。こんな文章断片的なことばかり書いている私が公向けのブログを。。。世の中好きなこと仕事にしてる人ってその好きなこと嫌いになったりならないのかな。そんな余計なことばかり気にして過ごしている私。